「より良い住まいづくりに貢献する」企業哲学を持つ阪神住建
大阪市にある不動産会社の株式会社阪神住建は戸建住宅やキングマンションの名称で知られる大規模分譲マンションの建設からスポーツ、
アミューズメントなど幅広い事業を展開しています。グローバル化の流れの中、目まぐるしく変わりゆく社会情勢の中で変っていくものと変わらないものを見極め、
不動産の価値を顧客に提供し続けています。
●「本当の意味の不動産開発」とは何か
阪神住建の代表取締役社長の岩崎圭祐さんは「本当の意味の不動産開発」を心掛けています。
本当の意味の不動産開発とはコミュニティーとともに成長するもので、右肩上がりの時代に作られてきた多くの日本の不動産は中身を伴わないものだったと語られています。
つまり、日本の経済成長は単なる箱物(ハード)をつくり続けた結果でありそれには内実(ソフト)が伴っていなかったのです。
最終的にそれらはバブル崩壊の時の不良債権問題、そして近年話題になりつつある空き家空きビル問題につながりました。
それではどのような不動産開発が望ましいのでしょうか。岩崎社長によると地域とともに成長し、街・都市へと変化していくものが望ましいと語られています。
つまり未来へとつながる不動産開発。それこそが「本当の意味での不動産開発」なのです。
●主力商品開発へとつながっていった基本理念
社長の哲学は同社の沿革を見ると納得できます。
株式会社阪神住建は昭和47年大阪市福島区に総合建設請負業として創立され、当初は戸建事業からスタートしたようです。
一方で、開発事業者としての社会的責任である地域活動を通じて、地元との信頼関係を築きながら地域の発展に寄与されてきました。
絶えず「不動産開発とは何か」という根源的な問いを追求し続け、答えは「より良い住まいづくりに貢献する」ことだったと言います。
哲学は阪神住建の基本理念となり、社員の一人一人にまで行き渡っています。
そして基本理念は同社のブランド商品であるキングマンションの企画販売にたどり着きました。
看板商品は今では大阪市内で8000戸を超え、大阪の美しい街づくりに大きく貢献しています。
●社員の末端まで哲学が行き渡っているか
京セラの創業者であり元KDDI会長で経営破綻した日本航空を再生させた稲盛和夫氏によれば、
飛躍する企業と月並みな企業に見られる差の一つに会社のフィロソフィーや基本理念を末端に至る社員まで全員が理解しているかどうかをあげています。
株式会社阪神住建の場合、キングマンション開発に込められた「未来につながる不動産開発」という哲学が同社の基本理念になっていると言えます。
フィロソフィーは同社の他の事業にも活かされており、これらを鑑みると同社は単なる開発業者ではなく、哲学のある開発事業者だと言えます。
哲学のない企業によってバブル期に大量につくられた分譲住宅やマンションとは異なり、未来へつながる不動産開発。
これが株式会社阪神住建の出した答えなのです。
同社のホームページには地域に根差し、地域とともに歩みながら、時代を先取りした挑戦を続ける姿勢が見て取れます。
変わらない基本理念を維持しつつ、変化に挑戦する姿勢は偉大な企業へと飛躍した企業に共通してみられる点です。
阪神住建に応募を考えている方は、同社の哲学と基本理念に自分の信念が一致しているかどうかが大切になってくるように思います。
▲PICK UP株式会社阪神住建 – Buzip 大阪の社長.tv
阪神住建に3年以内の離職者が少ない理由
戦後最長のアベノミクス景気の恩恵で大学生・大学院生を対象としたリクナビの調査によると昨年の12月時点での新卒内定率が95.4%と一昨年に続き高い水準で推移しています。
一方で新卒者の約3人に一人が入社後3年以内に離職する現状は続いています。
理由は給与などの待遇面ではなく、経営理念や仕事内容などのミスマッチによるところが大きいようですが、阪神住建は離職者が非常に少ないのが特徴のようです。
●新卒のメリットと3年以内に会社を辞めるデメリット
新卒者の早期での中途退職は会社だけでなく、本人にとってもメリットよりもデメリットのほうが大きいです。
それは社会に出てビジネスの基本を身に着ける初めてのチャンスを失うことと日本の企業のほとんどが未だに新卒信仰であるため、
新卒後すぐに退職することは一度目のチャンスをみすみす失ってしまうことになるからです。
また会社側にとっても事業計画の中で採用活動を行っており、せっかく採用した人材に途中で辞められることは大きな痛手となります。
●応募する会社と自分の哲学が一致しているかで判断する
こういったミスマッチをなくすためにはどうすれば良いのでしょうか。
それは会社が掲げている基本理念に自分の信条がマッチするかどうかを見極めることです。
そのために企業分析と自己分析が必要になってくるのです。
模範答案を暗記したような志望動機と自己PRでうまく就職できたとしても社会人になるとすぐにメッキがはがれてしまいます。また企業側としても単なる数合わせの採用活動を行っていると求職者に簡単に見抜かれることになります。自分自身と応募先企業の哲学が一致しているかどうかがミスマッチを防ぐ最大の鍵になります。
●キングマンションシリーズで有名な分譲マンション供給会社としての哲学
大阪でキングマンションシリーズで知られる分譲マンションなどの企画販売を行っている不動産会社の株式会社阪神住建は一貫した哲学を持っています。
それは「より良い住まいづくりに貢献する」という社長以下社員が一丸となって追及している企業理念です。
阪神住建は単なる住宅供給業者としてではなく、地域社会と共生しながら次世代に引き継げるような資産づくりに取り組んでいます。
阪神住建では大都市大阪に本社を持つ企業として次のような人材を求めています。
都市の生活をもっと豊かに楽しく魅力あるものにしたいという同社の企業フィロソフィーに共感できる方。
阪神住建には「仕事が人間を大きく育てる」という人材育成支援方針があり、若い社員にチャンスが広がっています。
自分の成長が社会の成長につながるやりがいのある会社です。
分譲マンション用地の仕入を担当している同社社員のメッセージを読んでみると、土地情報を収集できる情報収集力と調査力、収益性を計算できる数字に強い人が向いているようです。
自分が仕入れた土地にマンションが建つのは大きな喜びに繋がると語られています。
また、営業部の方のコメントでは同社は不動産会社に見られるようなガツガツした体育会系ではなく、
顧客の購入をサポートし、顧客から信頼されるような誠意のあるセールスマンを求めているようです。
顧客さまから得られる信頼を仕事のやりがいに結び付けられるような人と阪神住建で一緒に働きたいと語っています。
阪神住建に離職者が少ない理由は、企業哲学に共感して入社した選び抜かれた人材に会社が早い段階からチャンスを与えながら大切に育てている点にあるようです。
仕事を通じて成長を遂げたい方と是非一緒に働きたいと先輩社員は語っています。
住まいづくりを通じて成長したい、社会に貢献したいという方は阪神住建に向いているようです。
阪神住建の給与福利厚生は都市型シティライフを送るにふさわしい待遇
志望する業界が決まったら応募先の企業を決めるに当たって気になるのが応募する会社の給与と福利厚生。
給与がすべてではないと考えていても、いくつか内定を得る中でこれらによって志望する順位が変わってくるという方もいるかもしれません。
大阪市福島区に本社を構える総合不動産会社の株式会社阪神住建の給与と福利厚生について調べてみました。
●大手不動産会社に引けをとらない高い報酬
不動産会社の初任給は高めですが、中でも阪神住建は利益率の高い分譲マンションなどの不動産開発も手掛けているだけあって、給与水準は相場よりも高めです。
昨年の採用情報によると大卒総合職の初任給で25万円程度となっています。
これは基本給170,200円と固定残業代79,800円を足した金額です。
固定残業代とは残業の有無にかかわらず必ずもらえる金額で金額は一日3時間当たりの残業を想定して算出されています。
これを超える残業が発生した場合には別途残業手当が支給されます。
ちなみに阪神住建の一日の平均残業時間は1時間30分だそうです。
総合不動産会社の三井不動産が210,000円、住友不動産が220,000円、三菱地所が210,000円と人気の高い大手でも20万から22万なので、
阪神住建の給与は固定残業代が含まれているとはいえ、それよりは高い水準と言えます。
一方、一般職は月給186200円(基本給161000円+固定残業25200円)です。固定残業代は20時間分となっています。
平均残業時間は総合職より短めで一日約15分となっています。
●宅建など資格取得にかかる費用は会社が全額負担
これらの基本手当とは別に阪神住建では通勤手当、家族手当、役職手当の他に地建物取引士やマンション管理士の資格を取得すれば資格手当が付きます。
宅建のような業務に関係があると会社が認めた資格は会社が取得費用を負担してくれるようです。
賞与の支給は年3回で総合職は4カ月分、一般職は3.5カ月分となっています。
休日は不動産会社にはめずらしい完全週休二日制となっています。
完全週休二日とは毎週二日の休日が確実にあることをいいます。
不動産会社では営業など部署によって土日に出勤しなければならないことがありますが、代わりに他の曜日に休みをとることが一般のようです。
●社内イベントやサークル活動も行われている
阪神住建は不動産以外にもアミューズメント施設やスポーツ施設運営などの事業をおこなっているためゴルフセンターやスパ(温泉)の社員割引制度もあるようです。
社宅も用意されています。また、阪神住建が分譲しているキングマンションなどの社員割引や住宅利子を補給してもらえる制度もあるようです。
社内イベントも盛んに行われており、新年会やお花見、ゴルフコンペ、社内旅行など社員同士の親睦を図る機会は多いようです。
またサークルもいくつかありゴルフ会やお茶、習字などがあります。仕事以外にも趣味を充実させたい人にとってうれしい制度が揃っています。
関西で不動産開発会社に就職を希望される方は是非阪神住建も候補にいれてみてはいかがでしょうか。
大手に引けを取らない報酬と都市型シティライフを満喫できるような手厚い福利厚生が従業員にも用意されています。
不動産事業で培ったノウハウを多彩な事業へと展開する阪神住建
大阪市福島区に本社を構える株式会社阪神住建は総合不動産ディベロッパーとして不動産開発を核に多彩な事業を展開しています。
しかし、本質は「豊かで魅力ある都市生活の実現を通じて社会に貢献する」という同社の経営理念に貫かれています。
●コアとなるのは分譲マンション開発事業
阪神住建のコアとなる事業は分譲マンション開発です。
「都市で暮らす人が求めているものは何か?」という問いから生まれた同社のブランド商品であるキングマンションシリーズは求めやすい価格と高機能性と安心から高い評価を得ています。それは大阪の地に根付き地域の特性を理解しつつ、大阪の発展に寄与したいと願う同社の基本方針が見て取れます。
また賃貸部門では「職と住を結ぶ」をテーマに事業を行っています。
1000戸を超える自社所有物件と地域をよく知る特性を生かした圧倒的な情報量で、ハイグレードな都市型賃貸住宅の供給を行っています。
さらに投資用不動産の相談にも乗っています。
どうすれば最適な資産活用や税金対策につながるのか、キングマンションシリーズの供給で培ってきた経験を活かして、
収益物件に特化した新ブランドH(アッシュ)シリーズの立ち上げを行うなど攻めの不動産事業を行っているようです。
●不動産事業のノウハウを活かした多彩な事業展開
近年急増する外国人観光客。それに追いつかないホテル供給に対応するために、不動産開発で培ったノウハウを活かし、阪神住建では大阪市内でのホテル開発事業も行っています。
2017年に中央区心斎橋にオープンしたホテルコード心斎橋ではビジネスホテルとは思えないハイグレードな設備をそろえており、ビジネス客のみならず観光客にも人気が高いようです。
また、同社では「スパワールド世界の大温泉」というアミューズメント事業も行っています。
ビルの内部に世界各地の有名観光地を再現し、異なる温泉を備えるという面白い試みです。
お客さまを飽きさせないような改修を重ね、開業から20年経った今でも多くの市民や観光客の癒しのスポットとして親しまれているようです。
スポーツ関連事業のコアである「阪神ゴルフセンター」は大阪市内最大級の施設です。
都市住人のニーズを考え好きな時に体を動かせるよう24時間365日稼働。
ハード面だけでなく、無料ジュニアレッスンやプロゴルファーによるレッスンなどソフト面での充実も図られています。
リッチな都市生活を送りたい方のために「阪神マリーナ」という港湾施設を整備したり、
サッカー愛好家や地域の方に楽しんでもらえるよう「阪神フットサルコート」を整備したりと、阪神住建は新しい都市型生活の楽しみ方を提供しています。
●社会貢献活動にも積極的に取り組む阪神住建
阪神住建は社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。
再生可能エネルギー事業では地球温暖化や東日本大震災での原発事故の反省を教訓に、太陽光発電や風力発電にいち早く取り組み始めました。
現在全国で23カ所の設備を稼働させており、今後さらに拡大していくようです。
また高齢化社会問題を見据え、高齢者住宅の整備など社会福祉活動にもこれまで不動産事業などで培ってきたノウハウを生かして取り組んでいます。
このように多彩な事業を行っている阪神住建。根底にあるのは「豊かで魅力ある都市生活の実現を通じて社会に貢献する」という経営理念です。
理念から外れた事業は一切行っていないのが同社の特徴です。あなたの能力を生かす場が多彩な事業を展開する阪神住建にきっとあるはずです。
阪神住建に就職する際に有利になる資格と能力とは
不動産会社に就職を考えている方はどのような準備をしておくべきでしょうか。
未経験の場合には資格はあったほうがいいですが、資格よりも本人の適正ややる気が重視される傾向にあります。
学生や就職活動中で時間がある方にお勧めの資格を二つ挙げてみました。
●不動産会社では運転免許と宅地建物取引士資格が重宝される
不動産は生活の基盤であり、取引の都度大きなお金が動くために法律で取引が厳しく規制されています。
また不動産取引には税金の知識も必要になってきます。
そこでまずお勧めする資格が宅地建物取引士。
これは不動産の売買や賃貸を行う事業者には5人に一人の割合で設置をすることが法律で義務付けられているので、
不動産会社に勤務するのであれば運転免許と並んで必須と言っても過言でない資格です。
宅地建物取引士は消費者である顧客の立場にたって契約前に「重要事項説明」を行いますが、これは資格者でなければ行うことができない独占業務です。宅建は人気の国家資格であり毎年20万人近い受験者が受験しますが、合格率は15%前後と簡単な試験ではないようです。
またマンション管理士という資格もあります。
マンション管理士は住民の味方になって、管理組合や住民からの相談に乗り、助言指導援助を行うコンサルタント。
今後築年数が大幅に経過したマンションが増えていくので、大規模修繕や建て替えといった問題が目前に控えています。
また、住民の高齢化にともない住民に寄り添った対応が出来るマンション管理士が求められています。
●阪神住建に向いている人
阪神住建は総合不動産企業としてキングマンションシリーズを始めとした分譲マンション開発から仲介・賃貸まであらゆる不動産事業を行っています。
上記の二つの資格を持っていれば就職転職の際にプラス評価されることは確実でしょう。
もっとも資格は必須ではなく、あくまでも人物本位の選考のようです。
それでは阪神住建に求められる人物像とはどのような人なのでしょうか。
まず情熱はどんな仕事を行う上でも必須の要素ですが、阪神住建は不動産会社なので土地や建物などの不動産が好きな人が好まれるようです。
また都市に特化した不動産事業を通じて街づくり活動に貢献しているので、街づくりに興味がある人も向いていると言えるでしょう。
さらに阪神住建は大阪の街に拠点を置いていますので、大阪での就職を考えている方が好ましいようです。
また仕事を通じて自分を成長させたいという高い目標を持つ人には阪神住建は向いているようです。
同社では新入社員でも数千万から数十億円のプロジェクトに関わるチャンスがあり、
「街づくりに貢献し、未来を創造する」というスケールの大きな非常にやりがいのある仕事をすることが出来ます。
そのため、大きなプレッシャーに動じない人物が総合職として向いているようです。
●阪神住建に採用される人材に共通する性格とは
総合職以外にも一般職でも採用を行っている阪神住建。
採用選考を担当している総務部の石井さんによれば「チャレンジ精神にあふれる方」「素直な方」「諦めない方」が同社が求める人材のようです。
新規事業に携われる大きなチャンスがあるのが同社の特徴ですが、
最初からうまくいかないのは当然で素直な心で仕事に向き合える人と自分の可能性を諦めない人を求めていると書かれています。
資格はないよりはあったほうがいいですが必須ではないようです。
阪神住建では入社後に宅建などの業務上必要となる資格については会社負担で受験させてもらえます。
従って、阪神住建に入社するために何よりも大切なものは業務に対する心の姿勢のようです。