不動産会社に就職を考えている方はどのような準備をしておくべきでしょうか。
未経験の場合には資格はあったほうがいいですが、資格よりも本人の適正ややる気が重視される傾向にあります。
学生や就職活動中で時間がある方にお勧めの資格を二つ挙げてみました。
●不動産会社では運転免許と宅地建物取引士資格が重宝される
不動産は生活の基盤であり、取引の都度大きなお金が動くために法律で取引が厳しく規制されています。
また不動産取引には税金の知識も必要になってきます。
そこでまずお勧めする資格が宅地建物取引士。
これは不動産の売買や賃貸を行う事業者には5人に一人の割合で設置をすることが法律で義務付けられているので、
不動産会社に勤務するのであれば運転免許と並んで必須と言っても過言でない資格です。
宅地建物取引士は消費者である顧客の立場にたって契約前に「重要事項説明」を行いますが、これは資格者でなければ行うことができない独占業務です。宅建は人気の国家資格であり毎年20万人近い受験者が受験しますが、合格率は15%前後と簡単な試験ではないようです。
またマンション管理士という資格もあります。
マンション管理士は住民の味方になって、管理組合や住民からの相談に乗り、助言指導援助を行うコンサルタント。
今後築年数が大幅に経過したマンションが増えていくので、大規模修繕や建て替えといった問題が目前に控えています。
また、住民の高齢化にともない住民に寄り添った対応が出来るマンション管理士が求められています。
●阪神住建に向いている人
阪神住建は総合不動産企業としてキングマンションシリーズを始めとした分譲マンション開発から仲介・賃貸まであらゆる不動産事業を行っています。
上記の二つの資格を持っていれば就職転職の際にプラス評価されることは確実でしょう。
もっとも資格は必須ではなく、あくまでも人物本位の選考のようです。
それでは阪神住建に求められる人物像とはどのような人なのでしょうか。
まず情熱はどんな仕事を行う上でも必須の要素ですが、阪神住建は不動産会社なので土地や建物などの不動産が好きな人が好まれるようです。
また都市に特化した不動産事業を通じて街づくり活動に貢献しているので、街づくりに興味がある人も向いていると言えるでしょう。
さらに阪神住建は大阪の街に拠点を置いていますので、大阪での就職を考えている方が好ましいようです。
また仕事を通じて自分を成長させたいという高い目標を持つ人には阪神住建は向いているようです。
同社では新入社員でも数千万から数十億円のプロジェクトに関わるチャンスがあり、
「街づくりに貢献し、未来を創造する」というスケールの大きな非常にやりがいのある仕事をすることが出来ます。
そのため、大きなプレッシャーに動じない人物が総合職として向いているようです。
●阪神住建に採用される人材に共通する性格とは
総合職以外にも一般職でも採用を行っている阪神住建。
採用選考を担当している総務部の石井さんによれば「チャレンジ精神にあふれる方」「素直な方」「諦めない方」が同社が求める人材のようです。
新規事業に携われる大きなチャンスがあるのが同社の特徴ですが、
最初からうまくいかないのは当然で素直な心で仕事に向き合える人と自分の可能性を諦めない人を求めていると書かれています。
資格はないよりはあったほうがいいですが必須ではないようです。
阪神住建では入社後に宅建などの業務上必要となる資格については会社負担で受験させてもらえます。
従って、阪神住建に入社するために何よりも大切なものは業務に対する心の姿勢のようです。